無農薬野菜 畑 画像

―スリーエフ農法のケミカル類をいれない本当な畑をご覧ください―

とかく無農薬野菜といいますと「野菜オンリー」がクローズアップされがちです。

特に、鮮度・大きさなどと一般的にクローズアップされるポイントも似たり寄ったりになると推察はできるところです。

 

ですから、敢えてオーガニック野菜を生む苗床たる「畑」をご紹介したいと考えております。

 

北海道の伊藤「秀さん」に代表される大規模農業から茨城の森田さんのように「敢えて」自らの目と手に届くだけの規模しかお作りにならない小規模農業まで画像として紹介致します。

 

通常慣行農法を営む農家さんは、農薬を撒き・化学肥料をまいたら作物を植えて後に収穫までの間は畑で姿を見ることは難しいものです。

 

規模・程度の差はあれど、スリーエフ農法の農家さんは日の出頃から日の入りまで畑・水田にて作業に没頭なさっていらっしゃいます。

  

それは…スリーエフ農法の農家さんだけではなく無農薬野菜栽培全般に言えることですが、安全な野菜を地道に丁寧に作る全ての農家さんが選んだ道でもあります。

 

そんな農家さんたちの状況を想像されなられながら、ご覧いただければと思います。

ー参考までにー

 

農薬や化学肥料のニオイがプンプンしている畑を見ると…

種植え後から収穫直前まで頻繁に畑に出ている農家さんを見かけるのは本当に難しいです。

 

2011年秋より秀さん・2012年には山中さん・森田さん・飯塚さん・新井さん・岩崎さん・片野さんと畑を撮影してきてますが...近所の農家さんをみたことはほとんどないです。かろうじて秀さんのタカゾノの畑のお向かいさんや同じく秀さんのアイヌナイの畑に行く道中の山道でかろうじて何人かの農家さんを見かけただけなのです。 山中さんのところは周り全部畑で、案内くださった4ヶ所の畑を見渡しても1人として誰も見なかったのです。

 

 

 

秀さん / 2011年冬

秀さんの畑(追加分) / 2012年夏

畑は4面あります。

 

各々点在しており、各圃場間は最短で2km、最長で10kmという感じでしょうか。

 

1番小さな畑でさえも野球場に匹敵する程度です。

 

ビニールハウスはご自宅周辺に4~5基を設営しております。

 

この規模でありながら、ここ数年は秀さん・喜代美さん(奥様)タクちゃん(弟子)とお友達のキヨエさんと数人のお手伝いさん(通年ではない)で運用されてます。

 

驚くに値する畑です!

~本当に秀さんがスゴイと思う瞬間~

個人的に感じる秀さんをスゴさは…

 

6月から9月頃まで、時間を見つけては4箇所の畑全部の「雑草を取り続ける」ことなんです。 当然サッカー場10面以上の土地「すべて」です。

 

1日10時間以上・ただひたすら手作業で雑草を取り続ける。

 

1度終わった畑でも収穫までにローテーション組んで2度、3度と取り続ける。

 

スリーエフ農法に切り替えて13年めの夏…

 

今年も取り続けると思います。

 

全ては大きく成長した野菜を純粋に作りたくて…

 

取り続けているはずです。

秀さん / 2012年初夏

1ヶ月後の写真ですよ(2012年7月26日)

今年は天候にも恵まれているらしく、とても順調との声が聞かれます。

小麦だけは昨年末からですが、ホナミの畑でつくっているタマネギ・ジャガイモ・カボチャはいずれも6月に入ってから植えたものです。

例年より2週間作業が遅れているそうですが、それも天候に関係があります。

 

基本的に秀さんの畑は手触りが柔らかい土なんです。

たぶん、同じ土質の周囲の農家さんに比べても柔らかいと思います。

それは、ケミカル類を散布してこなかった天然の柔らかさともおもいますが…

 

とにかく、柔らかい土は当然「雨」は苦手です。

今年は5月中旬になぜか雨が多くて…土が柔らかくなりすぎて畑に入れなかったというわけなんです。

ところが、その後はバランスのとれた天候が続いているようで、非常に順調に育っている雰囲気が見て取れます。

 

新井さん / 2012初夏

詳しいお話を伺えませんでしたので憶測が入りますが…

 

①:ご自宅を周辺にミニトマトのハウス(大サイズ)が1つ

②:ハウスから1.5km離れてハウスが5~6基

確認できた畑の規模はこれだけです。

ただ、これだけではないような私たちに見せていただけなかった畑はありそうですが…

 

ただ、ご家族だけで運営されてるとしたら、とてつもない作業をされてるものと想像はできます。

 

50m×50mのハウスにミニトマトがビッシリ植えてあり、通年管理されてらっしゃる…ということは植えた時期が違う苗が1つのハウスに混在している可能性が高く、それぞれ時期・大きさ・発育程度により管理方法が異なるのは想像に難しくありません。

 

恐らく新井さんや奥様がいつも丁寧にハウスの中の枯葉や雑草を除去なさっていらっしゃるかとおもうのですが、それでも大きすぎて間に合わないくらいのレベルかと思います。

山中さん / 2012初夏

山中さんも圃場は4面お持ちです。(*拝見した分のみ)

 

①、ご自宅周辺に小規模な畑(真ん中と右隣の画像)です。

②、500mほど離れてミニトマト専用のハウス。(50m×50mクラスですね)

③、ハウスから1km離れて中規模な畑とハウスが2~3つ。

④、③から1km離れた河川敷に隣接した畑。

 

特に印象的なのはミニトマトの手入れと河川敷に植えた作物の「自然さ」でした。

 

恐らく数人のお手伝いくださる方がいなければ、この規模のハウスを1人でしかも他に3つの畑を管理維持しながらここまで手入れすることは不可能だと思われます。

確かに枯れ草などもあるのですが、それは飯塚さんも新井さんも同じこと。

 

つまり通年で栽培されていらっしゃると苗を植えて時期がまちまちになります。そのため時期によって葉が枯れる箇所もでてきます。

とはいえ、雑草の類も見つけるのが困難なくらいに手入れなさっているのは流石というしかありません。

 

そして④の河川敷隣の畑です。

 

伊藤「秀さん」の言葉を借りるならば、「河川敷隣の敷地は無堆肥農法には最適の場所」の言葉通り、川が運んでくるの水分・養分を常時摂取した天然の栄養満点の土に対して、中山さんの回答は「自然に近い栽培で…」という感じには見られました。

(あくまで私がそう見ただけであり、山中さんがそう説明くださった訳ではないです。)

 

話を戻しましょう。

つまり、一見してミニトマトのハウスに比較して「手の行き届いていない」圃場に見える…というかほぼ自然のまま残っているこの土地を切り開いて畑にしただけのようにも映る畑。肥沃な土質。

非常にワイルドに自然任せに育てた畑から生まれた「たまたま見せてくれたニンニク」の力強い姿に…とても感心してしまいます。

飯塚さん / 2012初夏

飯塚さんの畑はご自宅周辺ございます。

 

①基点は50m×50m級+エキストラスペースを加えた巨大なキュウリ専用ハウス。

②連結するように隣接した50m×15m級のハウス

③キュウリのハウスを囲うように畑のスペース

 

これらを御大と奥様

(…ボソッとつぶやかれたことに天皇・皇后陛下と同い年のご夫婦らしいです)

さらにご子息さまと若奥様の4人で管理なさっているようです。

 

後、犬が1匹に猫が5匹住んでいます。

 

やはり見た目、敷地面積でサッカーグランドを軽く凌駕するような圃場に現在でも5~6種類の作物を育ててらっしゃる

特にキュウリ通年栽培ですから、当然時期によって管理方法が異なる。

おまけにハウスですから…夏だと室温45℃以上・湿度80%くらいにはなると考えて間違いないでしょう。

 

おまけに一見して風はよく吹くのですが、熱は逃げにくい土地のように感じます。

 

その環境下で、これだけのクオリティの野菜を年中提供なさっていらっしゃる…

それをまた、誇ることもなくサラリとやってのけてしまう…

 

確かな凄みを畑からもご本人からも感じます。 

森田さん / 2012初夏

敷地面積だけを見ると…確かに一番に狭い森田さん

 

①50m×10m級のトマト専用ハウス

②50m×10m級のカボチャ専用ハウス

③ご自宅用の菜園が少々

 

本当にこれだけ?

といわれそうですが、本当にこれだけとのこと… です。

 

ただ、

畑の維持・管理は間違いなく「The・BEST」ではないかと…

 

トマトのハウスを見て一瞬にしてこの生産者は只者ではない…

そうどんな素人にさえ明確な違いがわかる…

それが森田さんのトマトのハウスです。

 

なにが違うのかというと、「雑草や枯れた草が見当たらない」のです。

一体どういう手入れをされてるのかと思考を膨らませてみても、農薬を散布するか手摘みするかでもしないかぎりこんなにキレイなハウスになるわけがない。

しかも、ハウスは高温・多湿が当たり前で雑草の育つ最高の環境が揃っている。

 

にも関わらず、雑草が見当たらない。

 

それがわかる程に、どれほどトマトたちを大切に育ててらっしゃるか。その様子は目に浮かんできます。

 

時間の許す限りハウスにいては、心をこめて手入れをする。

 

だからこそビックリするほどハリのあるトマトができるのかもしれません。

 

 

片野さん / 2012年夏

片野さんの水田は幅120m程度・奥行80m程度の割合こぶりな印象があります。

そこを大まかに分けて3分割して、黒米・古代米・コシヒカリなど各品種ごとほぼ等分割に区切ってお米を作られてるようです。

一見、なんの変哲もない...周囲の農家さんと景観はさして変わり映えしないのですが、よく見ると全然違います。

田んぼにヒエや粟がところどころ生えてるのも違います。

雑草がどんどん生えてきているのも違います。

手作業で雑草を刈り取っているのも全然違います。

 

なぜなら、周囲の田んぼは農薬撒き、除草剤蒔いてますからヒエや粟などの雑穀が生える余地すらないでしょう。当然田んぼは整然としていてとても綺麗に見えます。逆に周囲と比較すると片野さんの田んぼは雑然としている印象が強くなります。

 

ただ、この方の畑もある意味で、伊藤秀さん・森田さんなどに代表される気の遠くなるほどの手入れをしてきた水田(畑)であることはハッキリしています。

この田んぼはここ最近ずっとお一人で作業されてるご様子...

やはりこの方も作物をこよなく愛する達人なのでしょうね。

 

周囲に点在している水田に片野さん以外のただの1人すら見当たらないことを目の当たりにしながら...片野さんの田んぼのスゴさと現代農業の恐ろしさを改めて感じております。

岩崎さん・2012年夏

マッシュルームの栽培は畑というよりも工場という雰囲気が強いです。

非常に近代的な空調コントロールの下で栽培しているようにも見受けれれます。

 

 -「マッシュルーム工場」の隣にある畑- 

 

岩崎さんのお話ですと、畑の野菜は有機栽培とのことです。

話聞いても難しいウンチクはわかりませんが...まぁ簡単にいうとこうなります。

 

①マッシュルームの発酵には藁が必要

②岩崎さんの使用している藁はオーストラリアからの競馬の飼育で使っている天然の敷き藁とのこと。

③マッシュルームの発酵に使用し終わえた藁は畑の肥料になる。

 

という工程をたどっているとのことです。ですから無肥料野菜ではなく有機野菜なのでしょうね。

手元にある資材を循環利用しつつ「ムダをなくす」という岩崎さんの考えはとても素晴らしいですね。

 

 

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